ストーカーから、彼氏への嫌がらせメールについて

公開日: 相談日:2015年06月17日
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1.遠隔地に住む彼氏に対する嫌がらせメールは、ストーカー規制法の対象となりますか?
2.会社の個人アドレス(宛先は個人、ドメインは会社)への嫌がらせ行為は、名誉棄損になりますか(公然性は認められますか)?
3.今までのご経験で、嫌がらせメールが止まった事例がありましたら、どのような対処をしたのか教えてください。

【経緯】
4年前ストーカー被害を受けており、相手の男性はストーカー規制法の接近禁止令が出て、それ以来、つきまとい行為はなくなり、落ち着いていました。(ストーカーの彼は、当時私との結婚を望んでくれていた人ですが、暴力行為が止まないので別れを切り出したところ、ストーカー化したものです。)

その後、私は2年前にある男性と出会い、交際をしています。3ヵ月ほど前から、その男性の職場メール宛に、私の誹謗中傷に加えて、こんなひどい女性と結婚しても幸せになれないからやめた方が良い、忠告します、まだまだ彼女の秘密を知っていますから教えてあげます」といったメールが毎週送られてきています。
誹謗中傷の内容は、横領して前職を退職しただの、傷害罪の過去があるだの、浮気をしているだので、一切身に覚えはありません。

ようやく立ち直り、幸せになろうと前向きに歩いていたのに、私は一生このストーカーから逃れられないのだろうかと精神的に参っています。

一つずつ整理して、解決の糸口を探りたいと思っています。
恐れ入りますが、上記3点について、ご回答をいただけませんでしょうか。

360195さんの相談

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  • ベストアンサー
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    cocoa様
    以下,ご質問に回答させていただきます。

    1.遠隔地に住む彼氏に対する嫌がらせメールは、ストーカー規制法の対象となりますか?
    → なりうると思われます。
    まず,ストーカー規制法は,ストーカー行為の対象とされた者(法律上は「特定の者」という言い方がされています)と「社会生活において密接な関係を有する者」も,(保護の)対象としています。
    「社会生活において密接な関係を有する者」とは,警察庁通達「ストーカー行為等の規制等に関する法律等の解釈及び運用上の留意事項について」において,「「特定の者」の身上,安全等を配慮する立場にある者であり,その者のために「特定の者」に対する好意の感情が満たされない,又はその者に対して嫌がらせを行うことによって「特定の者」を心理的に圧迫し,その意思決定を左右しかねないというような場合が該当すると解される。具体的には,その恋人,友人,職場の上司等が考えられる。」と説明されておりますので,交際相手も対象に含まれます。
    したがって,cocoa様の交際相手に対して,拒否されているにもかかわらず連続して電子メールを送信すること(法2条1項5号)を反復して行っていれば,法の規制対象である「ストーカー行為」になりうると考えられます。

    2.会社の個人アドレス(宛先は個人、ドメインは会社)への嫌がらせ行為は、名誉棄損になりますか(公然性は認められますか)?
    → なる可能性は低いと思われます。
    当該個人アドレス宛のメールを不特定多数が閲覧しうるような場合,あるいは,複数の者に伝播する可能性がある場合には,名誉毀損が成立することもありますが,個人名のアカウントに送信されたメールは,通常はID・パスワードによりアクセスが制限されており当該個人のみが閲覧可能だと思われること,また,cocoa様のケースでは受信者及び内容からして伝播可能性はないと思いますので,名誉毀損となる可能性は低いと思われます。

    3.今までのご経験で、嫌がらせメールが止まった事例がありましたら、どのような対処をしたのか教えてください。
    →自身の経験はないのですが,上述のとおり,相手方男性の行為はストーカー規制法の対象となりうるものと思われますので,警察に相談し,警告(法4条1項)等の措置を講じてもらうのがよいのではないかと思います。

  • 相談者 360195さん

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    櫻町弁護士、お忙しい中、ご回答くださり、ありがとうございました。

    まさに「社会生活において密接な関係を有する者」に該当するかを確認したかったので、警察庁通達に具体的事例として恋人と記載があるとのこと、確認できて助かりました。

    彼氏あてに電話が入り、心臓を刺したら一瞬で意識なくなりますから等々の殺しの脅しが入ったとのこと。1日に何十通、何百通と来ているならまだしも、週1回程度のメールの嫌がらせだけでは警察は動いてくれないだろうと思っていましたが、さすがに殺しの脅迫電話を受けてじっとはしていられないので、警察に行ってきます。

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    cocoa 様

    そうですね,また,「心臓を刺したら一瞬で意識なくなりますから等々の殺しの脅し」ということでしたら,cocoa様との関係でストーカー規制法の対象となるだけでなく,彼氏の方ご本人に対する直接の脅迫にもあたりますので,警察へいらっしゃるならば(もともとそのおつもりかもしれませんが)お二人でいらっしゃるのがよいと思います。
    また,これからも電話があるかもしれませんので,その際には必ず録音をなさっておくのがよいと思います。

この投稿は、2015年06月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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