屁理屈をこねる訴訟相手への反論方法
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お世話になります。
訴訟相手が屁理屈をこねるやつで困っています。
契約書の条項、文言に、
「無理やり恣意的な解釈をすれば、そのように読めなくもないが、
普通の日本語読解でそのように解釈する人はまずいないだろう。
もし、”そのようにしか解釈しない”、という条件が裏に隠されているならば、
それは錯誤を狙ったものである」
と言わざるを得ないような、ねじまがった読み方、解釈をする、屁理屈の主張をしています。
こういう場合、どのように反論すればいいでしょうか?
単純に、
「普通の日本語の読解をするならば、この条項は●●●●、という意味と解される」
とだけ反論すればいいのでしょうか?
それともこちらも、
”普通の解釈が、いかに普通の解釈なのか”
を証明するために
”その条項の解釈方法について、1000人にアンケートを取って、
相手の解釈の仕方が、いかにマイナーであるか、
そんな解釈をする人はほんの数パーセントしかいない、
という結果を証拠として提出する”
とか、
”著名な国語学者(金田一先生とか)にその条文の正しい解釈の見解を求め、その結果を証拠として提出する”
などの権威づけ、裏付け、証拠提出をしなければ、裁判所には”説明不十分”、という印象を与えて不利になるでしょうか?
得てして、裁判所というのは、世間がアッと驚くような判決を出したり、
あるいは
「世間ではこの文章、用語は●●と解釈するが、
実は法律の世界ではこの文章、用語は▲▲と解釈するものである。
だから世間は驚くかもしれないが、実は法律家同志では何にも驚くべきではない判決である」
というようなことが起こります。
たとえば、ないし、という言葉の意味とか。
ちなみにいくつかの弁護士にその部分の解釈をお伺いしたところ、
私の解釈のほうが普通の解釈である、
との見解をいただいておりますが。
言葉に強い先生、お願いします。