差額ベッド代の支払免除
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【相談の背景】
母が胆嚢炎、胆管炎、肺炎で深夜に緊急入院しました。入院時は危篤で今夜が峠と言われましたが、翌日を迎えることができ入院手続を私が行いました。その際、22,000円の差額ベッド代の同意書にサインをしてしまいました。その後、なんとか持ち直し45日間入院していました。退院の前日に入院費の概算を聞くと120万円で、ほとんどが差額ベッドとのことでした。
コロナ禍で面会できないため部屋を見ておらず個室であることを忘れていたため心底びっくりしました。
同意書にサインをした時は平常心とは言えず、本人の状態から個室は仕方ない、その後病状が落ち着いたら大部屋に移る提案をしてもらえるものと安易に考えていました。入院が予定より延びたのも、退院先が決まらなかった(点滴が必要なため特養には戻れない)ためであり、患者都合であることは確かですが、医師とワーカーとの退院先の相談の際に、介護費の支払いに余裕がない話をしていたにも関わらず、入院費についてもこのままでは高額になるという忠告やベッドの移動についての提案をしていただけなかったのはあまりにも不親切ではないかと感じます。なお、母はもともと重度の認知症があり意思疎通、意思決定は困難です。
【質問1】
病院の説明不足を理由に支払免除や、せめて病状により個室が必須だった期間の支払免除等を交渉する余地はないでしょうか?