証拠もないのに依頼者の意向通りに文章を書く弁護士の心とは?

公開日: 相談日:2022年01月24日
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【相談の背景】
被告企業側の作り話どおりに、
反論の準備書面を書いている
弁護士の心境はどのようなものでしょうか?

【質問1】
プロなのに、なぜ、証拠もないのに書面にするのでしょうか?

【質問2】
プロなら証拠の書類とか録音データを確認してから書面を書くと思いますが。
そうではないケースはどういうことでしょうか?

【質問3】
プロとはいえ、雇われの弁護士なので、依頼者のことを全面的に、証拠もなくても、信用するものでしょうか?

【質問4】
プロの弁護士であるので、
証拠もなく、依頼者の言われるとおりに文書を書いても、裁判には勝てると思っているものでしょうか?

1107107さんの相談

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    【質問1、2】
     依頼者が主張するからです。
     真実であっても証拠がないケースは多々あり、「あなたのいうことは裏付けがないので、主張できない」とは言えません。

    【質問3】
     別に信用しなくても依頼者が主張してほしいと求めて、積極的に不利になるわけではないのであれば(主張が真実と認められなくても0なだけで不利とは言えないので)、主張するでしょう。

    【質問4】
     勝算の判断は第三者的に持ちつつ依頼者の意向を踏まえて訴訟を進めることになりますね。

  • 相談者 1107107さん

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    加藤先生、
    お忙しい中、ご回答ありがとうございます。

    今、本人訴訟で、セクハラ裁判を戦っておりますが、
    被告企業の弁護士が、著名な弁護士事務所にもかかわらず、あまりにも、稚拙で、証拠もない文章で反論してきており。(供述証拠っていうのでしょうか?)
    プロの弁護士が証拠もないままでっち上げの文章を書くと思えず、被告企業の言葉を鵜呑みにしてるとしか思えなくて。

    そして、
    こんな嘘ばかりの準備書面レベルでも裁判官を説得できるのなら、まじめに、証拠を出して、苦しみながら、ひとりで戦っている私は、かえって、裁判所にも、馬鹿にされているのではないか?嘘を言い続けている者の勝ちな世界なのかな?と不信感が出てきました。

    裁判所はしっかり証拠を見て、判断していただけますでしょうか?

    今回の期日で、
    次回、尋問をするかしないか?その意向をそれぞれから聞きます!と裁判官は言ってました。

    尋問をするかしないかの意向を聞くも何も、被告は嘘しか言ってないですし、私の証拠で打ち崩されて、すでに反論もできない危機的状況まで追い詰められております。

    が、それでも、今回の期日で、証拠もない、反論をベラベラと、被告弁護士がまたもや書いてきましたので。

    かなり不安になっておりました。


    勝算はともかく、あくまでも、依頼者の意向に沿った進め方なのですね。
    仮に負けても、事務所には何ら傷はつかないという、割り切った考え方でしょうか?



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    一般的には、他に裏付け(証拠)がなく自分側の証言だけでは、裁判官はそうそう事実だと認めません。
    ただ、あくまであなたのほうが証明すべき立場なので、今の証拠関係で十分かどうかはなんとも言えません。本来はきちんとあなたも弁護士に依頼して第三者的な視点も入れて検討しながら裁判を進めるほうがいいです。

    >仮に負けても、事務所には何ら傷はつかないという、割り切った考え方でしょうか?

    依頼された弁護士の内心は知りませんが、著名な弁護士事務所でも、裏付けがない依頼者側の強引な言い分を主張してくることは珍しくないです。

  • 相談者 1107107さん

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    加藤寛崇先生

    真摯に考えてくださり、
    本当にありがとうございました。

    「あくまであなたのほうが証明すべき立場なので、今の証拠関係で十分かどうかはなんとも言えません。本来はきちんとあなたも弁護士に依頼して第三者的な視点も入れて検討しながら裁判を進めるほうがいいです。」


    アドバイスありがとうございます。
    相談に乗っていただきありがとうございました。

    内容がセクハラ系なので、
    複数の弁護士先生への初回相談の段階で、
    かなり恥ずかしく&情けなくなり。

    でも、
    わいせつな言葉の数々の録音データの文字起こしを
    読んでいただくと、
    「これは裁判をされたらいいのでは?
    勝てるとの断定は弁護士は言ってはいけないのですが、
    この証拠に反論はできないでしょう。」
    と言われて。
    勇気出して本人訴訟に挑戦してみました。

    貴重な証拠はできるだけ温存して、
    相手がボロが出すのを待ち受けようとしたら、
    最初の答弁書から、それはもう、
    虚偽だらけのオンパレードのボロ出しで。

    有名な弁護士事務所なのに、
    こんな汚い言葉(侮辱用語も多いです)を並べて、
    証拠もないのに、書面を書いてくるものなのかな?
    と感じ、逆に心配になってきました。

    加藤寛崇先生、本当にありがとうございました。
    とてもすっきりしました。

    証拠は他にもありますので、
    和解になるのでしょうけど、
    最後まで油断せず、頑張ります。

    ありがとうございました。

この投稿は、2022年01月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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